筆耕士を目指す方へ

20130416_154543当ブログに訪問された方の中には、ご自身が筆耕士を目指している方もいるかと思います。筆耕士になる為にはどうすれば良いのか?また、私自身がどうやって筆耕士になったのか?を、簡単に解説したいと思います。

筆耕士の資格

よく「筆耕士の資格」と言う言葉を耳にします。まず率直に言うと、筆耕士に資格は必要ありません。筆耕士は自分が「私は筆耕士です」と言えば、筆耕士なのです。

これは書道の先生にも言える事だと思います。書道の先生にも特に資格は必要がありません。例えば、近所の方に頼まれたのがきっかけで、子供たちの書道の先生になったり、カルチャーセンターで教える事になった方はたくさんいらっしゃいます。

ただし、自分で筆耕士を名乗るのであれば、それなりの技術と知識は必要になるでしょう。お客様に満足していただくためのスキルは持っていなくてはいけません。

ちなみに僕の父は酒屋の店主だったのですが、筆耕士では無いにもかかわらず『賞状』や『式辞』を頼まれては書いていました。これは書道の基本は持っていたとしても、お酒に貼る熨斗などに毛筆で書いていたことが、更なるスキル向上につながっていたのです。

賞状技法士準1級

ズバリ私は書家ではありません。趣味で古典の臨書をしたり、基本的なスキルアップのために書道をしますが、芸術書道の書家では無いのです。

しかし、賞状技法士準1級を保有している実用書道の専門家です。実用書道は芸術書道と一線を画します。実用書道には芸術書道にはないスキルが必要になるからです。

実用書道は字体が美しい事と同じくらい、筆耕の知識が必要になります。それは、賞状のレイアウト方法だったり、式辞のルールであったり、封筒に書く宛名書きを美しく見せる方法であったりします。

書道経験者がいきなり筆耕士をはじめようとしても「あれ?」となるのは、この事が原因だと思います。でも、書道の基本が出来ている方なら、知識を勉強すればすぐに対応できると思います。

日本賞状技法士協会

先ほど、賞状技法士準1級と書きましたが、この資格は何かというと、日本賞状技法士協会の民間の等級です。1級が最高級で、年に一度の昇級試験では、毎年数人しか受かりません。私もいずれ1級を取得するつもりです。

この等級は民間のものなので、持っているとどうなるとかはありません。ただし、自分自身のスキルを図る上では分かりやすい物差しとなっていると思います。また、第三者の印象を作る為にも一役買います。

僕は、元々筆耕士に憧れていて、筆耕の勉強の必要性をずっと感じていました。そこで日本賞状技法士協会を選び2009年から通っています。特に何か変化が無ければ、5年でも10年でも通い続ける事になると思います。なぜなら、勉強に終わりはないからです\(◎o◎)/!

筆耕士を目指す方へ

これから、筆耕の仕事を考えているのであれば、まずは専門の勉強をすることをお勧めします。それは、教室に通っても、通信講座でも構わないと思います。

現在、実用書道の講座では「賞状技法士」と「賞状書士」と「賞状書法」が有名です。学べる内容に大きさ差は無いので、どこを選んでも良いと思います。

僕の場合は実際に資料を請求して、イロイロと比べてみて、最終的には書体で選びました。「賞状技法士」が、最も自分好みの書体だったのです。今となれば、この判断は正解だったと思います。

賞状筆耕の通信講座比較