「何のお仕事をしているのですか?」と尋ねられたので、
「自営で毛筆のお仕事をしています。」と答えたら、
「へ~書家ですか!すごいですね。」と言われました。
とんでもね~、あたしゃ筆耕屋さんです。
書家なんて、そんな大それたものではなく、筆耕士であって、
筆耕士は賞状や宛名書きなどの実用書道の専門家なのです。
芸術書道なんて全く書けません!
でも、一般の人から見ると、
【字が書ける=書家】なのかもしれませんね。
自分が書く文字に対価もいただいていますので。
僕にとって書家は憧れですし、もし本気で書家を目指すのであれば、
死ぬほど勉強して10年以上は掛かるでしょう。
誰かに師事する事も必要でしょう。
書家の定義も良くわからないですが、現実問題厳しいでしょうね。
僕には筆耕士が性に合っているんです♪