綺麗な書き方とコツ|偏基本ルールとコツ

2019-04-20

初心者の人がきれいな字を書きたいと思った場合、たくさん練習する事は良い事ですが、何も考えずに漠然と練習しても効率が良いとは言えません。きれいな字には基本ルールや法則があるので、それらを知った上で練習すると上達速度は加速します。

基本ルールや法則は幾つかありますが、今回は【偏】についてご紹介します。以前にも【偏】の書き方を書いたのですが、今回もう一度、もうちょっと深くご紹介します。

単独の文字が偏になった時の基本ルールとコツ
  • 基本ルールは右側を揃える
  • コツは1画強調する線を作りる
女が偏になった時・・・好・妃
女が偏になった時・・・好・妃
木が偏になった時・・・林・松
木が偏になった時・・・林・松
火が偏になった時・・・灯・炊
火が偏になった時・・・灯・炊
青が偏になった時・・・静
青が偏になった時・・・静
言が偏になった時・・・誠・詩
言が偏になった時・・・誠・詩

偏になった時に右側を揃えると言う事は、横画がある場合は短くします。林のように右はらいは止めてしまいます。※ちなみに『木』の縦画はハネてもはねなくてもOK。

偏のコツは1画強調する線を作る事です。強調する画が2画になるとバランスが崩れます。どの画を強調するかは書く人によって変わってくると思うので、色々と試してみてください。

こんな感じで、字の書き方の基本ルールやコツを知ると、それだけで字は変わってきます。よく「大人になってからでは美文字は書けない」と聞きますが、そんな事は無く、むしろ理論をスムーズに理解できる大人の方が上達は早いと思います。

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