どうする?草書の覚え方【準1級・1級】書写検定対策

2019-04-29

書写検定試験まで1ヵ月を切っています。いよいよヤバくなってきました。技術は短期間では対策が困難なので、せめて理論は確実に合格点を取りたいと考えています。技術が合格点で、理論が不合格だったら、泣くに泣けません。そんな事で、理論を中心にお勉強中です。

・・・そして、草書

準1級は、旧字体・書写体の読み書き、かな古典の読み、歴史問題、草書体の読み書きの問題が出されます。毎日チョコチョコ勉強していたので、旧字・書写体・かな・歴史は、だいぶ対策出来てきました。

しかし、草書が・・・

草書は漠然と勉強していたので、全くと言っていいほど頭に残っていません。ヤバイ!さすがに焦ってきています。漠然と勉強してもダメだと分かったので、取り敢えず勉強方法を考えました。

毛筆・硬筆書写検定の草書の過去問題を拾い出します
毛筆・硬筆書写検定の草書の過去問題を拾い出します
毛筆書写検定の草書の実技の過去問題も拾い出します
毛筆書写検定の草書の実技の過去問題も拾い出します
『常用漢字の楷行草』で草書を調べまくり
『常用漢字の楷行草』で草書を調べまくり
結局、過去問の正解は自分で調べるけ訳だけど、草書は正解が1つじゃないところが厄介なり。
結局、過去問の正解は自分で調べるけ訳だけど、草書は正解が1つじゃないところが厄介なり。

↑ 過去問で出題された言葉を拾い出して、自分なりにシートにまとめました。最低限、このシートは100点が取れる事を目指します。

 

すごくいい本なんだけど、目的も無く漠然と読み進めても、全く頭に入りませんです。
すごくいい本なんだけど、目的も無く漠然と読み進めても、全く頭に入りませんです。
過去問と並行して勉強する事で、何だか理解できるようになった気がします。ちなみにこの本も『書譜』と『真草千字文』の文字が中心です。
過去問と並行して勉強する事で、何だか理解できるようになった気がします。ちなみにこの本も『書譜』と『真草千字文』の文字が中心です。

 

最初は『草書の覚え方』を漠然と勉強していたのですが、過去問と並行して勉強する事にしました。あと、『書譜』と『真草千字文』の臨書は必要ですね。書写検定の草書を読ませる問題は、ほとんど『書譜』と『真草千字文』から出題されています。

『草書の覚え方』と『常用漢字の楷行草』についてはこの記事を見てね♪

・・・なんだか、すごく莫大な量じゃない?
勉強は草書だけじゃないんだけど・・・。

否!

弱気になってはいけません。やれるだけやって、当たって砕けるのみ!
いや、砕けちゃダメだけど・・・。

[deco_bg image="postit1″ ]
後日談

毛筆・硬筆書写検定1級に合格してから振り返ってみると、最も苦労したのはやはり【草書】でした。しかし、常に効率化を考えながら勉強していたので、今では効率的な勉強方法を確立しています。

まず、知識ゼロの超初心者の場合は初心者用の教本はまだ早いです。まずは、ひたすら『書譜』の臨書をすべきでしょう。この臨書も全文するのではなく、冒頭の300~400文字をくりかえし臨書します。そして、『書譜』の冒頭の文字を読むことができるようになったら次の段階に進みます。

1、古典の臨書
2、過去問の繰り返し
3、教本を学ぶ

あとは上記の3つを並行して勉強していきます。ある程度の知識が貯まってくると、草書の法則性も見えてくるので、勉強効率が加速していきます。

古典臨書は、ひたすら『書譜』と『十七帖』と『真草千字文』です。書写検定であれば、この3作品を学ぶことが重要です。草書の基本ですね。

あと、もう一つ良い本がありました…。これは後日記事にしようと思います。
[/deco_bg]
[colored_box color="green" corner="r"]
毛筆書写検定1級第一問対策のオリジナル教材を作りました

【毛筆書写技能検定1級対策!墨場必携 五字三体作例集】の詳細
[/colored_box]
おわり

◆賞状の通信講座をお考えの方へ

筆耕のお仕事に興味がって、賞状の通信講座を考えている方におすすめの4講座です。それぞれ書風に特徴を持っているので、資料請求して見比べてみてください。※賞状筆耕プロコースは僕の講座なので、僕のような書風になります。

たのまな賞状技法士講座の資料請求

ユーキャンの賞状書法講座の資料請求

がくぶん賞状書士講座の資料請求

筆耕コムの賞状筆耕プロコース