夏場は注意!筆耕の仕事で使う墨汁は『三歌仙』で墨は『紅花墨』

2020-08-19

賞状や宛名書きのように細字の筆耕では、小さな硯で事足ります。墨は少なくて良いので、水を固形墨で磨っても良いのですが、さすがに仕事でドンドン書くと墨もドンドン消費するので、墨汁を使っています。

筆耕の仕事で使う墨汁は『三歌仙』
筆耕の仕事で使う墨汁は『三歌仙』
筆耕愛用の墨汁は『三歌仙』小さくて十分なのです。
筆耕愛用の墨汁は『三歌仙』小さくて十分なのです。
硯には少量の墨汁を出します。たくさん出す必要はありません。
硯には少量の墨汁を出します。たくさん出す必要はありません。

これまで色々な墨汁を試しましたが、落ち着いたのが墨運堂の『三歌仙』です。色合いも書き心地も他の墨汁と比べてランク上に感じます。

ちなみに『三歌仙』は3種類あって、僕が使っているのは「賞状・目録用」です。賞状も宛名書きも濃い黒で書く事が良いとされているので、ピッタリな色合いです。

僕の場合、月に1~2本のペースで消費するので、通販でお得にまとめ買いしています。

 

夏場は墨汁の水分調節に注意!
夏場は墨汁の水分調節に注意!
墨汁の水分補給に墨を併用します。
墨汁の水分補給に墨を併用します。

夏場は墨汁の水分がすぐに飛んでしまいます。1時間も経てばドロドロになってきてしまうので、水を足して固形墨で色合いを調節します。本当は墨汁と固形墨の併用って良くないのですが、仕方無いと諦めています。

固形墨は定番の『紅花墨』を使っています。僕は古梅園の5つ○を使っていますが、これは何となくです。『紅花墨』は色々なメーカーから出ていますが、古梅園の5つ○は最も最上なので、使っていて気分が良いだけです(^_^;)
高いけどね…。

硯について、細字なので硯はもっと小さくても良いのですが、墨を磨る時は大きい方がやりやすいので、画像のサイズの硯を使っています。いずれ硯についてもご紹介しますね。

おわり

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