【滲まない】リボンとか布に墨と毛筆で書く方法
布地に毛筆で書くとどうしても滲みますよね?今回、胸章リボンのご依頼を頂いたので、リボンにどうやって滲ませずに書いているかご紹介します。これまでもブログ内で紹介してきたのですが、実はリボンに滲まないで書く方法は簡単なのです。
リボンをはじめとする布地に『墨と筆』で書いた場合、当然滲みますよね。これは仕方のないことです。では、どうやっら滲ませずに書くことができるのでしょうか?
布に滲ませずに書く方法は幾つかあります。おススメ順は以下のとおりです。
- 専用の墨汁を使う
- ポスターカラーを使う
- チョークを塗る
専用の墨汁
最も簡単で確実なのが専用の墨汁を使うことです。
布用の墨汁はいくつかありますが、開明の『帛書墨』が最もポピュラーで手に入れやすいです。
ポスターカラー
ポスターカラーを混ぜる方法は実際に行っていました。『帛書墨』と同じ感覚で書くことができます。
ただ、原液のままだとドロドロすぎて、とても書きづらいです。そこで、墨汁を混ぜて筆の滑りを良くします。
このブレンドの割合が難しく、墨汁が多すぎると滲みが出るので注意が必要です。
チョークを塗る
これはかなりの荒業ですが、チョークを塗る方法が実際にありました。布地や木片にチョークを塗ることで滲みを防止します。実際にこの方法で書いている人を見たことがあります。
ただこの方法は素材自体を汚しますし、墨とチョークが混じって色合いが変化してしまいます。正直、おすすめはしません。
やはり、おすすめの方法は『専用の墨汁を使う』ですね。最も簡単で確実な方法なので、初心者も安心です。
徽章リボン筆耕の流れ
それでは、徽章リボンの筆耕作業の流れをご紹介します。
『帛書墨』を使えば滲みに関しては気にする必要がありませんので、作業に集中できます。
ただし、やっぱり布地なので紙に書くような感覚という訳には行きません。紙に書くよりも難易度は高くなります。
特に、繊維の粗い布は筆の穂先のコントロールが難しくなります。これは実際に経験してみて、肌で感じるのが一番でしょう。
まずは試してみてください。
上手く書けなければ筆耕コムにお気軽にご依頼ください。
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おわり
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