3度目の失敗!筆ペンで書いた作品は裏打ちできない?
これまで裏打ち(作品の裏に紙を貼る)に2度挑戦して、2度とも失敗しました。シワになっちゃったり、空気が入っちゃったりね。今回、3度目の挑戦になります。3度目の正直になるか?2度ある事は3度あるのか?
わっわわ~!『信濃の国』に霧吹きで水を掛けたら滲んだ~。また、失敗してしまった・・・。2度ある事は3度った。というか門前払い的な感じ。
こんな滲みは初めてです。「原因は何だろうか?紙の問題か?墨の問題か?紙が原因だったら、表装はどうしているのだろう?」イロイロな考えが頭を駆け巡りました。
まずは原因を探ろう!という事で、その辺に落ちていた2種類の作品で取り敢えず実験してみました。
左が『墨と毛筆』、右が『筆ペン』です。紙は同じ料紙。あらあら、いきなり原因がはっきりしましたね。
なるほどです。『墨と毛筆』で書いた作品は水を掛けても滲みません。そのまま裏打ち作業ができます。一方、『筆ペン』で書いた作品は水を掛けると滲んでしまい。当然、裏打ち作業なんてできません。
これは勉強になりました。
そう言えば、滲み防止のスプレーなんかも売ってたけど、筆ペンの作品に効果があるのかなぁ?それでだめなら、筆ペンで作品は書けないと言う事になるのかな?
まあ、作品にするなら『墨と毛筆』が無難って事ですね。『信濃の国』は残念だったけど、1つ知識が付いたので、良しとしましょう。
おわり
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