【縦書き】結婚式招待状の宛名書きの書き方

2019-04-21

結婚式招待状の宛名書きは、筆で手書きされたものが良いとされます。筆ペンなどで自分で書こうと考えている方の為に、『【縦書き】結婚式招待状の宛名書きの書き方』をご紹介します。

現在(16/11/24)、筆耕コムでは『ブライダル筆耕』の業務をお休みしています。大変申し訳ない!復帰の予定は未定です。その代わりと言っては何ですが、書き方を大公開しますので、参考にしてみてね♪

書く順番

一般的に日本語を縦書きで書く場合、右の行から書いていきますが、右の行から書くと書き辛くありませんか?書いた行に右手の小指側を付けてしまい、汚してしてしまいませんか?そこで、筆ペンで書くときは少し工夫してみます。

『郵便番号⇒連名⇒宛名⇒住所』

左の行から書く事で、汚れを防ぎ、全体のバランスも取りやすい(・・・と思います)。筆耕士が賞状を書いたりするときと同じ理由です。

宛名書きの書き方~書く順番~
宛名書きの書き方~書く順番~
宛名を書く場所

宛名は封筒の左右中央に書きます。書き出しは、郵便番号から1文字程度下から書き出し、封筒の下が1文字程度開くように書き終わります。文字の大きさは、最も大きく書きます。

宛名書きの書き方~宛名を書く場所~
宛名書きの書き方~宛名を書く場所~
連名を書く場所

宛名に連名がある場合、宛名の左側に並べていきます。連名が複数ある場合は、並び順にも気を付けましょうね。ちなみに、右から世帯主(メイン)、配偶者、子供の順です。

配偶者を『令夫人』と書く場合がありますが、『令夫人』はそれ自体が敬称なので、『様』はいりません。

祖父母の場合は、招待状を分ける事が一般的と言われています。(※書く前に確認してね)

宛名書きの書き方~連名を書く場所~
宛名書きの書き方~連名を書く場所~
たくさんの連名を書く場合

連名がたくさんある場合は、メインの宛名を右にずらしてもOKです。この時に、住所との空間、封筒左側の空間に気を付けましょう。

宛名書きの書き方~たくさんの連名を書く場合~
宛名書きの書き方~たくさんの連名を書く場合~
住所を書く場所

住所を書く場所は、宛名と左の空間の中央からやや右側。書き出しは郵便番号から1文字程度下、書き終りは宛名よりも上となります。2行書きになる場合も同じです。

ちなみに、僕は住所の2行目は上辺を揃えています。住所の2行目は段差を付けても構いませんが、段落を変えるのは『会社名』『部署名』など、項目が変わる時のみと認識しています。※正解は人それぞれ

宛名書きの書き方~住所を書く場所~
宛名書きの書き方~住所を書く場所~
切手を貼る位置

意外に間違えてしまうのが切手を貼る位置です。切手の貼る位置はシンプルに『縦長の場合は左上』、『横長の場合は右上』と覚えてください。(※書く方向は関係ありません。)理由は、同じ方向に揃えて重ねた場合、同じ位置に切手が来るからです。

宛名書きの書き方~切手を貼る位置~
宛名書きの書き方~切手を貼る位置~

『【縦書き】結婚式招待状の宛名書きの書き方』としては、こんな感じです。上記を知っていれば、だいたい書けるのではないでしょうか?【横書き】や【会社名が入った場合】は、また別途ご紹介していこうと思います。

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