【卒業証書の名前入れ】レイアウト~名前の位置や書き方など~

2020-12-17

卒業証書の名前を書かれる学校の先生の為に、卒業証書の記入の仕方をご紹介します。卒業証書と言えば、【証書番号】【名前】【生年月日】【日付】の記入が多いと思います。それぞれの書き方をご紹介していきます。また、縦書きと横書きの詳細もご紹介します。

賞状(卒業証書)は綺麗に見せるための基本ルールやセオリーが存在します。適当な場所に名入れしてしまうと、せっかくの卒業証書が残念な結果に・・・。ここでは、全体がすっきり見える名入れのレイアウトの実例をご紹介します。

字が上手い下手よりも、レイアウトの方が重要です。

縦書きと横書きの詳細

実例をもとに縦書きのレイアウト横書きのレイアウトの詳細をご紹介します。

縦書きの卒業証書
縦書きの卒業証書の名前入れ
縦書きの卒業証書の名前入れ

名前の場所は学校印や生年月日が印刷されてある場所によって臨機応変に対応します。

この画像では生年月日が主文に近い場所に印刷されているので、名前を学校印の真下にしました。

もし生年月日がもっと右に寄っていたら、生年月日と名前の間隔を5㎜程度にして名前も右にずらします。

名前の大きさは、表題『卒業証書』と主文の間の大きさが基本です。この画像では『表題34mm』『主文22mm』だったので『名前28mm』にしています。※通常の賞状より名前は大き目になります。

書き出しは生年月日よりも上、書き終りは生年月日よりも上になります。これも印刷された場所に応じて臨機応変に対応しましょう。

横書きの卒業証書
横書きの卒業証書の名前入れ
横書きの卒業証書の名前入れ

横書きは名前の左側に学校印が無いので気にする必要はありません。生年月日より5mm程度上に書きます。※印がある場合は臨機応変に。

書き出しは生年月日よりも左、書き終りは生年月日よりも左です。

文字の大きさは縦書きと同様、表題『修了証書』と主文の間の大きさとなります。

とまあ、こんな感じになりますが、結構細かい事を言っていましたね。でも、これだけ緻密にレイアウトすれば、やっぱり出来上がりは美しくなります。

ライトテーブルは必需
卒業証書の名前入れはライトテーブルで!
卒業証書の名前入れはライトテーブルで!

賞状用紙のコピーにレイアウトしたら、ライトテーブルを使ってトレースして書いていきます。そう、ライトテーブルを使う事が大前提なのです。

卒業証書はライトテーブルが無いと書けない!とは言いませんが、あった方が良いと思います。書道の先生で、毎年書くのであれば買った方が良いです。学校であれば備品で買ってもらっ下さい。


書く側にしてみれば100枚うちの一枚の卒業証書でも、受け取る生徒にとっては一生に一枚の卒業証書です。可能な限り美しい証書を渡したいですよね♪


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卒業証書に必要な道具、作業の流れ、名前や生年月日の正しい位置、旧字体・書写体・活字など注意すべき漢字など、卒業証書の名前入れに関してプロの視点で(できるだけ簡潔に)まとめました。全国の先生方、ぜひお役立てください。

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