僕は毛筆を書く事を生業としています。
つまり筆耕です。※筆耕とは毛筆でお金を稼ぐこと。
筆耕と言う言葉だけだとイメージが湧かないので、
『士』を加えて【筆耕士】と名乗っています。
筆耕のお仕事と言ってもいろいろありますが、
僕がメインにしているお仕事は賞状を書く事と
ブライダルの宛名書きです。
この筆耕の技術をどこで学んだかと言うと、
『賞状技法士養成講座』です。
賞状書士と並んで有名ですね。
『賞状技法士講座』はその名の通り
賞状を書く技術を教えてくれます。
書体は楷書ですが、ちょっと特徴的です。
普通の楷書とはかなり異なります。
特にひらがなは別物です。
いわゆる、賞状文字の一種ですが、
他の賞状文字が「ボテッ」としたイメージに対して、
賞状技法士は「ビシッ」としたイメージです。
どちらが良いのか?
どちらが賞状にふさわしいのか?
この辺は好みの問題になります。
僕の書く賞状は、まだまだ理想には届きませんが、
賞状技法士の書き方+少し丸みを帯びています。…と思います。
何で、この形になったのかと言うと、
書いているうちにそうなりました。
お仕事として毛筆を書いていて、
賞状に適した楷書を目指して書いています。
と言う事は、芸術書道とは全く別物となり、
当然『書家』や『書道家』ではありません。
「職業は書家です。」
いつかは言ってみたいですけどね~♪
カッコいい!!
おわり