監修の書籍

清水克信が完全監修した書籍が発売されました。賞状の書き方を基礎から学ぶことができます。また、基本点画や字形の整え方の解説も充実させています。ご興味のある方はお求めになり参考にしてください♪

【鈴】の活字体と手書きの書き方

2019-04-20

2月は卒業証書の名入れの仕事の季節です。名入れは微妙な文字の違いも許されないのでとても神経を使います。一番神経を使うのが【鈴】の字です。皆さんは【鈴】を書くとき、どのように書きますか?

【鈴】の活字体と手書きの書き方

【鈴】の文字を手書きで書く場合、通常は図のAを書くと思います。漢字辞典にもAで書かれています。Bは明朝体やゴシック体など、いわゆる活字体の形です。【鈴】の文字は活字体と手書きで形が異なる例の典型なのです。【鈴】の他にもありますよね。【冷】【玲】も同じことが言えます。

【冷】の活字体と手書きの書き方

【玲】の活字体と手書きの書き方

しかし、Aが手書き、Bが活字体という明確な区別が今は無くなってきています。実は、手書きでBを書く場合が多くなっているのです。書道をやっている方なら「え~」と思うかもしれませんが、文化庁の常用漢字についての要綱を見ると、どちらでも構わないとなっています。

活字体と手書きの書き方

本来の形では無いけれど、活字体によって世の中に浸透して、定着してしまった典型例です。

そして卒業証書の名入れです。卒業証書では微妙な違いも許されないので、【鈴】の字は特に気を付けています。名簿を渡された時に、指定されていると良いのですけどね。特に指定されていない場合は確認を取ります。

今年、初めて卒業証書を書く人は気を付けてください。

おわり