ペナントリボンの書き方~筆耕作業の流れ~
持ち回りのトロフィーや優勝旗などに付けるペナントリボンのご依頼も少なくありません。
ここでは、ペナントリボンの作業の流れをご紹介します。
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ペナントリボン筆耕作業の流れ

リボン自体をコピーして、レイアウトの線を引いていきます。
今回のご依頼は、ご依頼主から『優勝と名前を大きく、下は6cm以上空ける』というリクエストがあったので、それを踏まえて考えました。
ペナントリボンのセオリーでは
・上部の空間は1文字強あける
・下部の空間は1.5文字強あける
というのがあります。※厳密という事でもありません。
今回は下側を6cmとセオリーより大きく開けていますが、過去のリボンに合わせての対応ということです。

レイアウトの線が引き終わったら下書きをします。
下書きをしていると修正点も見えてくるので、レイアウトの調整も行います。

下書きができたら毛筆で書いていきます。
ペナントリボンは布なので、一般の墨や墨汁では滲んでしまいます。そこで布地専用の滲まない『帛書墨』という墨汁を使います。
※実際は帛書墨と水とポスターカラーで微調整しています。
布をにじませない方法はいろいろとあるのですが、最も確実なのが専用墨汁を使うことです。

トレーサー(ライトテーブル)を使用して、下書きの上にペナントリボンを重ねて書いていきます。
布地専用の墨汁を使っているので滲みませんが、つけすぎると玉になってしまい、かと言って少ないとすぐにかすれが出てしまいます。
適度な量をこまめに付け足して書いていきます。
ペナントリボンはボコボコしているので、穂先が自分の意思とは関係無く動いてしまう事があります。
こればかりはどうしようもないので、慣れるしかありません。
書けない場合は筆耕コムにご依頼ください(^^)/

今回はご依頼主のレイアウトのリクエストがあり下部のスペースがかなり広くとられています。
仮にリクエストが無かったら優勝と名前の文字間を広げて下部は2文字程度の空間にしたでしょう。
正直、普段小筆に慣れていない方にとってペナントリボンはかなり難易度が高いです。
どうしても難しいと感じるなら、筆耕コムにお気軽にご用命ください。
1本540円~+送料なので、相場よりもかなり安価で対応しています。
筆耕コムのペナントリボン
筆耕コムではペナントリボンの筆耕のみの対応でしたが、リボン自体の販売も始めました。
大(7.5x90cm)・中(5.0x60cm)・小(3.8x30cm)・特小(2.5x25cm)
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