簡単!書道筆の洗い方~小学生の保護者必見デス
先日、姪っ子の母親(義妹)が「娘が学校の習字で使う筆の穂先が割れたから、買い替えかな?」と言っていたので、筆の洗い方を紹介します。買い替える前に一度試してみてね♪
今回は大筆や中筆の洗い方です。小筆は当てはまらないので注意してください。また、書道家さんによって考え方が異なるので、あくまで一例として見てください。
小さな瓶に水を垂らしながら筆を根元からガッツリ洗います。ただ、あまり激しくかき回さないでね。もし、穂先が固まっている場合は、ぬるま湯でじっくり洗ってみてください。
時々、穂先を揉んであげます。これも優しく揉んであげてください。
瓶の中の水が濁らなくなったらOKです。
墨は服や壁についたらなかなか落ちません。陶器の洗面台も結構落ちません。筆を洗った後の洗面台はすぐにメラミンスポンジ等で綺麗にしましょう。
反故紙やティッシュなどで水分を吸わせ、穂先を綺麗に整えます。
そして最重要ポイント!できるだけ早く乾燥させます。風通しのいい場所で陰干しが理想ですが、季節によってはなかなか乾かないので、扇風機を当てて乾かします。ここでも弱風など、優しい風を当ててください。
乾いた筆はこんな感じなります。だいたい半日くらいで乾きます。
特に墨汁で書いている場合は、しっかり落としてあげないと筆の寿命は縮まってしまうので、しっかり洗って、早く乾燥させてあげてください。
このようにしっかり洗えば、カチカチに固まった筆も、穂先が割れている筆も、ほとんど復活すると思います。それでもだめだったら・・・諦めて買い替えてください(^-^;
冒頭でも言いましたが、小筆には当てはまりません。小筆の洗い方は後日ご紹介します。
あっ、そうだ!
筆はお子様本人が洗うようにしてください。道具を手入れしたり、大切にすることは習字教育の一環だと思いますのでね♪
おわり
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません