【硬筆書写検定】1級・準1級・2級試験の持ち物リスト~道具と便利用具
文部科学省後援 硬筆書写技能検定の試験には何を持っていけば良いの?初めて試験を受ける人は不安に思うでしょう。そこで、僕が実際に持って行った道具をご紹介します。

まずは理論問題について
道具の説明をする前に、理論問題について説明します。
理論問題は、2級まで筆記用具が自由です。ということは、えんぴつやシャープペンシルでもOKなので、間違えても消しゴムで消すことができます。
しかし、準1級と1級は『ボールペン・サインペン・万年筆で書くこと』と指定されています。これだと間違えてしまうと消しゴムでは消せません。
そのために、僕の場合はすぐにボールペンで書くのではなく、一度シャープペンシルで薄く書き、見直しながら清書するようにしていました。※下敷き用の紙に書いていたこともあります。
試験の緊張感を緩和して冷静さを取り戻すためにも、この方法は僕にとっては効果的でした。
使用する筆記具
各問題で使用する筆記具は個人の考え方になるので、『オススメはこれ!』とは言えません。あくまで自分の経験を話します。

使用する筆記具は結構悩んでいました。文具店に行って2~3本買ってきて、試しながら練習する日々です。
油性ボールペン・水性ボールペン・若干太い0.7㎜・極細の0.3㎜・カクノ・・・
結局、選んだのは普通の【0.5㎜油性ボールペン】でした。ずっと愛用している【uni Laknock】です。
問題によって変えようかとも思ったのですが、結局普段から愛用しているボールペンをそのまま使いました。
硬筆用の下敷き
【硬筆用の下敷き】はぜひおすすめします。

実は僕も準1級までは存在を知りませんでした。そんな中、たまたま見かけたブログで紹介していて、早速探して購入してみました。
うわ!書きやすい!
これまでは、下敷き代わりに紙を1~2枚敷いて書いていたのですが、その必要がなくなりました。程よい抵抗感で、筆圧が軽くてもツルツルすべりません。
この【硬筆用の下敷き】は子供用の文具コーナーで発見しました。子供のノートにちょうど良いB5サイズです。
文鎮と半紙
これは、必要あるかどうかはわかりませんが、【文鎮】と【半紙】です。

紙は手で押さえて書くので必要なさそうですが、試験会場によっては机がツルツルして紙が動いてしまう事も!そんな時は文鎮があると安心です。
半紙は、汚れを防ぐためです。書いた文字の余計なインクを吸い取ってくれたり、書き終えた場所に乗せておけば、書いている右手で汚すこともありません。
夏の試験では半紙は必須です。
掲示板用のアイテムたち
そして、最後に1級・準1級・2級試験で最も面倒な『掲示板』の為の道具です。

掲示板の解答用紙は【32.5㎝×25.7㎝】なので、レイアウト線を引く定規は30㎝以上あると便利です。僕の定規は40㎝+2㎝くらい。←賞状で使っている定規なのでデカい。
次に、シャープペンシルと消しゴム。シャープペンシルの芯は【H】を入れています。これはできるだけ太さを出さないためです。太さが出ると誤差が大きくなってしまうのです。←賞状技法士の知恵
ただ、【H】の芯は固いので、筆圧をかけすぎないようにします。筆圧をかけすぎると紙に凹凸ができてしまいますし、消しゴムで消すのも大変になります。
そして、実際に書くのは【マッキー】です。マッキーの細い方ですね。これは典型的なフェルトペンです。何も考える必要はありません。
『掲示板』の問題は、筆ペンが禁止されています。最近は、見た目が普通のサインペンなのに、筆っぽく書けるペンがいくつか販売されています。これは使わない方が無難でしょう。
硬筆書写検定の試験に持っていったものはこんな感じです。
いずれ、毛筆書写検定の持ち物もまとめてみたいと思います。
おわり
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