【硬筆書写検定】1級・準1級・2級試験の持ち物リスト~道具と便利用具

2019-04-20

文部科学省後援 硬筆書写技能検定の試験には何を持っていけば良いの?初めて試験を受ける人は不安に思うでしょう。そこで、僕が実際に持って行った道具をご紹介します。

【硬筆書写検定】1級・準1級・2級試験の持ち物リスト~道具と便利用具
【硬筆書写検定】1級・準1級・2級試験の持ち物リスト~道具と便利用具

まずは理論問題について

道具の説明をする前に、理論問題について説明します。

理論問題は、2級まで筆記用具が自由です。ということは、えんぴつやシャープペンシルでもOKなので、間違えても消しゴムで消すことができます。

しかし、準1級と1級は『ボールペン・サインペン・万年筆で書くこと』と指定されています。これだと間違えてしまうと消しゴムでは消せません。

そのために、僕の場合はすぐにボールペンで書くのではなく、一度シャープペンシルで薄く書き、見直しながら清書するようにしていました。※下敷き用の紙に書いていたこともあります。

試験の緊張感を緩和して冷静さを取り戻すためにも、この方法は僕にとっては効果的でした。

使用する筆記具

各問題で使用する筆記具は個人の考え方になるので、『オススメはこれ!』とは言えません。あくまで自分の経験を話します。

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使用する筆記具は結構悩んでいました。文具店に行って2~3本買ってきて、試しながら練習する日々です。

油性ボールペン・水性ボールペン・若干太い0.7㎜・極細の0.3㎜・カクノ・・・

結局、選んだのは普通の【0.5㎜油性ボールペン】でした。ずっと愛用している【uni Laknock】です。

問題によって変えようかとも思ったのですが、結局普段から愛用しているボールペンをそのまま使いました。

硬筆用の下敷き

【硬筆用の下敷き】はぜひおすすめします。

硬筆書写検定でも重宝する硬筆用の下敷き
硬筆書写検定でも重宝する硬筆用の下敷き

実は僕も準1級までは存在を知りませんでした。そんな中、たまたま見かけたブログで紹介していて、早速探して購入してみました。

うわ!書きやすい!

これまでは、下敷き代わりに紙を1~2枚敷いて書いていたのですが、その必要がなくなりました。程よい抵抗感で、筆圧が軽くてもツルツルすべりません。

この【硬筆用の下敷き】は子供用の文具コーナーで発見しました。子供のノートにちょうど良いB5サイズです。

文鎮と半紙

これは、必要あるかどうかはわかりませんが、【文鎮】と【半紙】です。

硬筆書写検定で重宝する【文鎮】と【半紙】
硬筆書写検定で重宝する【文鎮】と【半紙】

紙は手で押さえて書くので必要なさそうですが、試験会場によっては机がツルツルして紙が動いてしまう事も!そんな時は文鎮があると安心です。

半紙は、汚れを防ぐためです。書いた文字の余計なインクを吸い取ってくれたり、書き終えた場所に乗せておけば、書いている右手で汚すこともありません。

夏の試験では半紙は必須です。

掲示板用のアイテムたち

そして、最後に1級・準1級・2級試験で最も面倒な『掲示板』の為の道具です。

硬筆書写検定1級・準1級・2級試験『掲示板』の道具
硬筆書写検定1級・準1級・2級試験『掲示板』の道具

掲示板の解答用紙は【32.5㎝×25.7㎝】なので、レイアウト線を引く定規は30㎝以上あると便利です。僕の定規は40㎝+2㎝くらい。←賞状で使っている定規なのでデカい。

次に、シャープペンシルと消しゴム。シャープペンシルの芯は【H】を入れています。これはできるだけ太さを出さないためです。太さが出ると誤差が大きくなってしまうのです。←賞状技法士の知恵

ただ、【H】の芯は固いので、筆圧をかけすぎないようにします。筆圧をかけすぎると紙に凹凸ができてしまいますし、消しゴムで消すのも大変になります。

そして、実際に書くのは【マッキー】です。マッキーの細い方ですね。これは典型的なフェルトペンです。何も考える必要はありません。

『掲示板』の問題は、筆ペンが禁止されています。最近は、見た目が普通のサインペンなのに、筆っぽく書けるペンがいくつか販売されています。これは使わない方が無難でしょう。

硬筆書写検定の試験に持っていったものはこんな感じです。

いずれ、毛筆書写検定の持ち物もまとめてみたいと思います。

おわり

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