【賞状筆耕】選挙の推薦状の書き方&サンプルと文例

2023-03-30

代議士や首長、国政や地方行政、日本では様々な選挙が行われます。そんな選挙では為書きと並んで必需なのが推薦状です。ここでは推薦状の書き方とご依頼方法をサンプルを例にご紹介します。

推薦状の書き方

推薦状の書き方は基本的に一般的な賞状と同じです。

原稿⇒レイアウト⇒下書き⇒毛筆で清書

レイアウト&下書き
選挙 推薦状のレイアウトと下書き
選挙 推薦状のレイアウトと下書き

レイアウトは通常の賞状と同じセオリーで書きます。主文(本文)の文字数により行数を変えたり、文字の大きさを調整していきます。

表題>候補者名>贈者名>主文(本文)

レイアウトの線が引けたらえんぴつで下書きをしていきます。下書きをすることで誤字脱字が無いかを確認するとともに、全体のバランスも見ていきます。

賞状に限った事ではありませんが、日本語の文章は漢字を大きくひらがなを小さく書きます。

漢字:ひらがな=10:6

だいたいこのくらいの割合ですが、状況によって文字の大きさも変化を加えます。

毛筆で清書
選挙 推薦状の書き方~毛筆で清書
選挙 推薦状の書き方~毛筆で清書

ライトテーブルを使いレイアウトを下敷きにして賞状の本用紙に毛筆で清書します。賞状を書く際はライトテーブル(トレーサー)が必須です。

賞状を清書する際のコツは左の行から書くことです。墨色はできるだけ濃い方が良いでしょう。

推薦状の分解図
選挙 推薦状の分解図
選挙 推薦状の分解図

推薦状の場合、【候補者名】【選挙名】【贈呈者】を必ず書きます。

【候補者名】の右側に【○○選挙候補者】と入れる場合がありますが、本文にも選挙名を入れるので必要ありません。※入れても問題ありません。

【贈呈者】には【団体名】【肩書】を入れるのが一般的です。

個人で贈る場合は名前だけでも大丈夫です。体で贈る場合は、団体名そのもので贈るのか、代表者名で贈るかで変わってきます。

推薦状のご依頼方法と納品までの流れ

ご依頼方法

筆耕コム公式サイトから『お問合せフォーム』にアクセスしてください。必要事項をご入力後に送信していただきます。

選挙 推薦状のお問合せフォーム
選挙 推薦状のお問合せフォーム

①お問合せフォームから送信
②筆耕コムからの確認メール
③お客様の返信メール
④注文が確定

納品までの流れ

①注文が確定したら順次レイアウト作業に入ります。
②通常1~3日中にレイアウトした下書きの画像をメールに添付して送付します。
③校了を頂いたら賞状用紙に毛筆で清書します。
④完成作品と請求書をお送りします。

通常は納品まで1週間はかかりません。早ければ2~3日で出来上がります。お急ぎであればご相談ください。

また、いろいろと流れを書いていますが、当方でご指示させていただくので安心してご依頼ください。

押印の場所と基本ルール

お客様の手元に納品されたら押印して推薦状は出来上がります。

選挙 推薦状の押印場所
選挙 推薦状の押印場所

押印の基本的なルールは

贈呈者の真下に押します。この時に文字と重なっても離れていても問題ありません。※実は厳格なルールは無いのです。

推奨は文字と印が触れる程度の場所、または本文の下辺と印の下辺がそろう場所です。

あまりこだわる必要も無いので、賞状全体のバランスをみてご自身が最適と思った場所に押して下さい。

ただし、賞状の枠模様と重ならないように注意してください。

推薦状の文例

最後に賞状の主文(本文)の文例をご紹介します。

選挙 推薦状の文例
選挙 推薦状の文例

上記のサンプルの本文が最もよく使われる文例です。その他、推薦状の文例を挙げてみます。

貴殿を●●●選挙の候補者として最適任であることを認め機関決定に基づき推薦する

貴殿を●●●選挙において適任者として推薦いたします

第●●●回●●●議員通常選挙にあたり貴殿を候補者として最適任であると認め推薦いたします

本連盟は貴殿を適任と認め●●●議員候補者として推薦いたします

右の者を候補者として推薦する
※推薦状と候補者の間に選挙名を入れる場合

平成●●●年●月●日施行の●●●議会議員選挙に当たり貴殿を最適任者と認め強力に推薦いたします

推薦状を含めた賞状の注意点。
※句読点は入れない。
※本文の上辺と下辺は揃える。
※単語内での改行は避ける。

以上、選挙に必須の推薦状の書き方と文例をご紹介してきました。

筆耕コムでは選挙関連として【推薦状】の他に【為書き】も全国各地から承ります。ぜひご依頼下さい。

⇒ 選挙 推薦状の筆耕
⇒ 選挙 為書きの筆耕

応援する候補者が当選できるようお祈りしています。

おわり

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