きれいな字ってどんな字?字を綺麗に書く方法をシンプルに解説

2020-08-26

文字を書くことに自信がない人は80%を超えると言います。

そんなバカな!

日本には小学3年生から書写(習字)の授業があるのに何故なんだ!

つまり、書写の授業は機能していないという事でしょう。英語の授業と同じですね。※俺ってば毒舌だ。

だから、書写(習字)きれいな字は切り離して考えていきます。

きれいな字ってどんな字?

実は、書写(習字)を切り離して考えることは重要です。何故なら、書道っぽく書こうとするとかえって字形が崩れたりするからです。

書道の上級者なら問題ありませんが、初心者は書写(習字)の事は忘れてください。

では、『きれいな 字ってどんな字?』の問いですが、答えは読みやすい字です。そもそも文字は意志を伝えるための道具です。だからこそ、読みやすさが最重要になります。

書道っぽく書いて一見カッコ良さげに見えても、読みにくい文字では意味がないのです。※一般的に書く文字のことであり、書道とは別の話。

では、どうすれば読みやすい字になるのか?

字を綺麗に書く方法

字を綺麗にする為には3つのポイントを意識するだけです。

細かいことを挙げるときりがありませんが、とにかく基礎の基礎がこの3つになります。※漢字とカタカナの話で、ひらがなは当てはまりません。

①やや右上がり
②右下重心
③隙間の均等

この3つさえ意識していれば、読みやすい字に変わっていきます。少なくとも汚文字にはなりません。

練習は必要かもしれませんが、猛特訓は必要ないでしょう。普段文字を書いているときに、自然に意識できればそれでOKです。

そんなに難しくないので、個別に見ていきましょう。

①やや右上がり

※きれいな字はやや右上がりに書く
※きれいな字はやや右上がりに書く

漢字やカタカナはやや右上がりに書きます。

やや右上がりに書くことで、文字は端正に見えます。

漢字はもともと右手で書くことを前提に作られているので、右上がりに書くことはごく自然なことなのです。

ただ、注意すべきは『やや』、つまり『若干』ということです。

やりすぎ注意!

②右下重心

※右下に重心をおくと字は綺麗になる
※右下に重心をおくと字は綺麗になる

2つ目のポイントは重心を右下にかけるように書くことです。

重心を右下にかけることで文字は安定して見えるようになります。

右下の画はだいたい終盤の画になりますが、長めに書くなど強調して書けばOKです。

③隙間の均等

※綺麗な字の書き方の絶対基本は隙間の均等
※綺麗な字の書き方の絶対基本は隙間の均等

3つのポイントの中でも最重なのが、この『隙間の均等』です。

並んだ横画や縦画、上下や左右の空間を均等にします。隙間を均等に書くことで、文字の歪みが少なくなります。

また、ゆったり見えるようになるので、読みやすい文字になります。上下左右の隙間を均等にすれば、勝手に文字は枠の真ん中に来ますしね。

普通にきれいな字を書く事

最初の方でも書きましたが、文字を追求するとキリがありません。

常用漢字だけでも2100文字以上あるので、ポイントはすごくたくさんあります。本格的に硬筆書道を学びたいのなら、たくさん勉強する必要があるでしょう。

でも、普段使う文字を普通にきれいに書く程度なら上記の3つを意識するだけで十分です。

今すぐに改善できるということは無いですが、普段の生活で意識するだけも変わってくるので、是非お試し下さい。

1~2カ月もすればだいぶ変わりますので。

おわり

◆賞状の通信講座をお考えの方へ

筆耕のお仕事に興味がって、賞状の通信講座を考えている方におすすめの4講座です。それぞれ書風に特徴を持っているので、資料請求して見比べてみてください。※賞状筆耕プロコースは僕の講座なので、僕のような書風になります。

たのまな賞状技法士講座の資料請求

ユーキャンの賞状書法講座の資料請求

がくぶん賞状書士講座の資料請求

筆耕コムの賞状筆耕プロコース