きれいな字ってどんな字?字を綺麗に書く方法をシンプルに解説
文字を書くことに自信がない人は80%を超えると言います。
そんなバカな!
日本には小学3年生から書写(習字)の授業があるのに何故なんだ!
つまり、書写の授業は機能していないという事でしょう。英語の授業と同じですね。※俺ってば毒舌だ。
だから、書写(習字)ときれいな字は切り離して考えていきます。
きれいな字ってどんな字?
実は、書写(習字)を切り離して考えることは重要です。何故なら、書道っぽく書こうとするとかえって字形が崩れたりするからです。
書道の上級者なら問題ありませんが、初心者は書写(習字)の事は忘れてください。
では、『きれいな 字ってどんな字?』の問いですが、答えは読みやすい字です。そもそも文字は意志を伝えるための道具です。だからこそ、読みやすさが最重要になります。
書道っぽく書いて一見カッコ良さげに見えても、読みにくい文字では意味がないのです。※一般的に書く文字のことであり、書道とは別の話。
では、どうすれば読みやすい字になるのか?
字を綺麗に書く方法
字を綺麗にする為には3つのポイントを意識するだけです。
細かいことを挙げるときりがありませんが、とにかく基礎の基礎がこの3つになります。※漢字とカタカナの話で、ひらがなは当てはまりません。
①やや右上がり
②右下重心
③隙間の均等
この3つさえ意識していれば、読みやすい字に変わっていきます。少なくとも汚文字にはなりません。
練習は必要かもしれませんが、猛特訓は必要ないでしょう。普段文字を書いているときに、自然に意識できればそれでOKです。
そんなに難しくないので、個別に見ていきましょう。
①やや右上がり
漢字やカタカナはやや右上がりに書きます。
やや右上がりに書くことで、文字は端正に見えます。
漢字はもともと右手で書くことを前提に作られているので、右上がりに書くことはごく自然なことなのです。
ただ、注意すべきは『やや』、つまり『若干』ということです。
やりすぎ注意!
②右下重心
2つ目のポイントは重心を右下にかけるように書くことです。
重心を右下にかけることで文字は安定して見えるようになります。
右下の画はだいたい終盤の画になりますが、長めに書くなど強調して書けばOKです。
③隙間の均等
3つのポイントの中でも最重なのが、この『隙間の均等』です。
並んだ横画や縦画、上下や左右の空間を均等にします。隙間を均等に書くことで、文字の歪みが少なくなります。
また、ゆったり見えるようになるので、読みやすい文字になります。上下左右の隙間を均等にすれば、勝手に文字は枠の真ん中に来ますしね。
普通にきれいな字を書く事
最初の方でも書きましたが、文字を追求するとキリがありません。
常用漢字だけでも2100文字以上あるので、ポイントはすごくたくさんあります。本格的に硬筆書道を学びたいのなら、たくさん勉強する必要があるでしょう。
でも、普段使う文字を普通にきれいに書く程度なら上記の3つを意識するだけで十分です。
今すぐに改善できるということは無いですが、普段の生活で意識するだけも変わってくるので、是非お試し下さい。
1~2カ月もすればだいぶ変わりますので。
おわり
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません