【準1級】毛筆・硬筆書写検定を受けてきましただ・・・。

2019-05-08

文部省後援毛筆・硬筆書写検定を受けてきました。場所は千葉市のクラーク高等学校、前回の2級の試験と同じ会場です。日程は午前10時から硬筆書写検定、午後1時から毛筆書写検定です。

まずは、準備が大切です。1月に2級を受験した際には『新聞紙』を持参せずに困りました。その他に「あれこれ」と必要な物をリストアップして、今回は準備万端で臨みます。

【準1級】毛筆・硬筆書写検定 新聞紙・半紙・スケールなど準備は万端
新聞紙・半紙・スケールなど準備は万端
【準1級】毛筆・硬筆書写検定 千葉の会場であるクラーク高等学校。駅からすぐの好立地!2級に続いて2回目なので、クラーク高等学校までスムーズに到着しました。
千葉の会場であるクラーク高等学校。駅からすぐの好立地!2級に続いて2回目なので、クラーク高等学校までスムーズに到着しました。

【準1級】の受験者は4名程度。1級は3名くらい。午前10時から硬筆書写検定がスタートです。まずは、4分速記があり、その後通常の試験に入ります。

僕の出来は・・・。

初っ端の4分速記で見事に撃沈!ごれは技術的な問題では無く、メンタルの問題で、メンタルが異常に弱い事が露呈されました。出来が良いとか、悪いとかの問題では無く、4分速記の後半から震えが止まらずに、普通に文字が書けませんでした。速記の後半は読めたモノではありません。

「終わった・・・。ジエンド・・・。ダスエンデ・・・。」

その後、まともに文字は書けない状態だったので、理論問題から解く事にしました。理論問題は順調に解く事が出来たと思います。そして、30分ほどしてから、気持ちを落ち着かせてゆっくりと実技の問題に取りかかりました。

僕自身の今回の課題は草書の理解度だと思っていました。「自分がわかる草書ならいいのだけど…。」今回の試験問題の草書は、実技も理論も僕の分かる草書で良かったです。しかし、技術や知識以外で大きな問題にぶち当たるとは…。メンタルか。

兎にも角にも硬筆書写検定は終了。

【準1級】毛筆・硬筆書写検定 お昼は駅まで戻って立ち食いソバ。緊張の為、重いモノは食べられません。
お昼は駅まで戻って立ち食いソバ。緊張の為、重いモノは食べられません。

午後1時からは毛筆書写検定です。毛筆の方も、技能も理論も分かる草書で助かりました。しかし、やはり実力通りには行きませんね。70%も行けばいい方でしょう。それでも、硬筆の4分速記よりは遥かにマシですが・・・。

【準1級】毛筆・硬筆書写検定 終了~。クラーク高等学校さん、ありがとう!
終了~。クラーク高等学校さん、ありがとう!

午前の硬筆、午後の毛筆と全力で突っ走ってきたので、帰宅後はヘロヘロです。持ち帰った試験の残骸を見ては「ああすれば良かった、こうすれば良かった、4分速記のメンタルが~」とイロイロと考えてしまいます。こういうところがメンタルが弱い面かな?

【準1級】毛筆・硬筆書写検定 試験の残骸
試験の残骸
【準1級】毛筆・硬筆書写検定 何はともあれ5週間の猛勉強は終了しました。疲れたよ~
何はともあれ5週間の猛勉強は終了しました。疲れたよ~
 【準1級】毛筆・硬筆書写検定 勉強量を表す半紙他。「これだけやって受からなかったら俺バカじゃん!」と自分を追いつめた事が裏目に出たのか・・・。
勉強量を表す半紙他。「これだけやって受からなかったら俺バカじゃん!」と自分を追いつめた事が裏目に出たのか・・・。

イロイロと反省点が浮き彫りになった今回の書写検定で、正直1発合格は難しいと思いますが、後悔はしていません。短期間で多くの『草書』を覚えましたし、多くの『かな』を読むことができるようになりました。(これで、美術館に行っても更に楽しめます。)試験も全力を尽くしましたしね♪

【準1級】毛筆・硬筆書写検定 俺はやる!
俺はやる!

何よりも打ち込むことがあると言う事は、人生にとってとても幸せな事だと思います。今後の人生の潤滑剤になるのだとも思います。そして、まだまだ始まったばかりだと言う事を忘れてはいけませんね。今回、結構全力で受験したので、ゴールのような気がしていました(^_^;)

さて、書写検定も終わったし、明日からはリセットして、新たな目標設定に入ります。筆耕の仕事ももっと洗練させないといけません。さあ、選挙までは『為書き』で忙しくなるぞ~!

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毛筆書写技能検定準1級試験/第一問(楷・行・草)対策
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おわり

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