夏場は注意!筆耕の仕事で使う墨汁は『三歌仙』で墨は『紅花墨』
賞状や宛名書きのように細字の筆耕では、小さな硯で事足ります。墨は少なくて良いので、水を固形墨で磨っても良いのですが、さすがに仕事でドンドン書くと墨もドンドン消費するので、墨汁を使っています。



これまで色々な墨汁を試しましたが、落ち着いたのが墨運堂の『三歌仙』です。色合いも書き心地も他の墨汁と比べてランク上に感じます。
ちなみに『三歌仙』は3種類あって、僕が使っているのは「賞状・目録用」です。賞状も宛名書きも濃い黒で書く事が良いとされているので、ピッタリな色合いです。
僕の場合、月に1~2本のペースで消費するので、通販でお得にまとめ買いしています。


夏場は墨汁の水分がすぐに飛んでしまいます。1時間も経てばドロドロになってきてしまうので、水を足して固形墨で色合いを調節します。本当は墨汁と固形墨の併用って良くないのですが、仕方無いと諦めています。
固形墨は定番の『紅花墨』を使っています。僕は古梅園の5つ○を使っていますが、これは何となくです。『紅花墨』は色々なメーカーから出ていますが、古梅園の5つ○は最も最上なので、使っていて気分が良いだけです(^_^;)
高いけどね…。
硯について、細字なので硯はもっと小さくても良いのですが、墨を磨る時は大きい方がやりやすいので、画像のサイズの硯を使っています。いずれ硯についてもご紹介しますね。
おわり
ディスカッション
コメント一覧
いつも楽しく見させていただいております。
硯について詳しく教えていただくのを楽しみにしています。
>藤枝 俊昭さん
ありがとうございます。
筆耕で使っている硯について、今度記事にしますね。