筆耕の仕事で使っている道具

2020-08-30

筆耕の仕事で実際に愛用している道具をご紹介します。これらの道具は無いと仕事にならない絶対に必要な道具です。何故、この道具なのかも紹介していきます。

筆耕で愛用している筆にこだわりはなく、国産筆・唐筆の両方を使っています。それでも基本は『選毫圓健』です。墨含みが良く、穂先が効いていて書き易いです。ただ、筆の寿命が短く消耗品なのでネットでまとめ買いしています。サイズは25mm前後がおすすめ。

※選毫圓健以外の筆も開拓していきましょう。
賞状で使う小筆の選び方


筆耕で愛用している墨は『古梅園 紅花墨五星』です。『紅花墨』は墨の大定番ですが、最も良い『古梅園の五星』を使っています。賞状を書くと分かりますが良い色が出ます。※『お花墨』とは読みません。


墨汁

筆耕で愛用している墨汁は『三歌仙』です。『三歌仙』は3種類ありますが、賞状・目録用を使ています。とてもきれいな黒色ですが、濃墨のようにドロドロしていなくて、サラサラ書けます。


帛書墨(墨汁)

通常の墨や墨汁では滲んでしまう【布】【リボン】専用の墨汁です。以前は通常の墨にポスターカラーを混ぜていましたが、『帛書』の手軽さを知ってから手放せません。【式辞】【熨斗袋】が和紙で滲みやすい場合も重宝します。


A3トレーサー

賞状を書くときに絶対に必要なのが、トレーサー(ライトテーブル)です。これが無いと全く仕事ができません。賞状の標準のサイズがA3なので、トレーサーもサイズはA3です。現在のトレーサーは2代目で、明るさが10段階で調節できて本当に助かっています。


A3複合機

コピー・スキャナー・プリンターの役割を果たしてくれる複合機、これも賞状を書く際に重宝します。賞状のレイアウトの際はコピー機が必要で、パソコンに取り込む際にはスキャナーが必要で、パソコンから請求書等を印刷する際にはプリンターが必要です。自営で筆耕のお仕事をするならパソコンはある程度できた方が良いでしょう。

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Posted by 清水克信