毛筆・硬筆書写検定に必要な書籍

書写検定に必要な書籍
書道唯一の公的資格である文部科学省後援毛筆・硬筆書写検定は、技能と理論が出題されます。技能は練習するしかありませんが、理論は努力次第で何とかなるので、しっかり勉強したいところです。しかし、莫大な範囲を勉強するのも大変です。可能な限り、短期間で効率的に勉強できる本をご紹介します。※準2級は2級、準1級は1級の書籍で対応

毛筆書写検定

毛筆書写検定ガイド

・必要度・・・★★★★★
毛筆書写検定を受ける人は絶対に持っておいた方が良い、実技を中心に解説されたガイドブックです。合格のポイントと基準が解説されていて、先生方の模範解答がたくさん掲載されています。どのように書けば良いのか、どんな技術を習得するべきかの方向性が明確になります。※過去問の掲載はありません。


毛筆書写検定の手引きと問題集

・必要度・・・★★★★★
毛筆書写検定はどのような知識と技術が必要で、どのような形式で試験が行われるか等の解説と、【1・準1・2・3・4・5級】の過去3年分の問題が掲載されています。毛筆の過去問はこれしかないので必須です。※公式サイトで購入が可能ですが、一般書店ではほぼ手に入りません。

⇒ 書写検定公式サイトへ


毛筆書写検定の臨書

・必要度・・・★★★★☆
書写検定で必要な古典と臨書例が満載の1冊。書写検定の臨書問題は『楷書・行書・草書・隷書・かな』から出題されるので、一通り勉強する必要があります。しかし、実際には範囲が膨大中村ので間に合うわけがありません。そこでポイントを絞って臨書の勉強ができるのが毛筆書写検定の臨書です。特に試験まで1~2か月しかない場合は、とにかく『毛筆書写検定の臨書』をやりまくりましょう。


これだけは学びたい書の古典全3巻セット

・必要度・・・★★★☆☆
書写検定の臨書問題は楷書・行書・草書・隷書の古典から出題されますが、それはとてつもなく膨大な範囲です。短期間で対応するためには「浅く広く」練習するしかありません。そこで最適なのが『これだけは学びたい書の古典全3巻セット』です。『1巻:楷書』『2巻:行書・草書』『3巻:篆書・隷書』となっていて『毛筆書写検定の臨書』よりさらに深く対策することができるとお考え下さい。※古典の名前や作者名や歴史など、理論問題対策にもなります。


墨場必携

・必要度・・・★★★★☆
準1級・1級の実技の題1問『楷・行・草』と、1級の第5問『創作』の漢詩はだいたい『墨場必携』から出題されています。しかも試験時期の季節に関連した詩、自然に関連した詩の出題が多いようです。『墨場必携』はたくさん出版されていますが、僕が持っているのはコレです。※上巻だけで十分です。


硬筆書写検定

硬筆書写技能検定 合格のポイント

・必要度・・・★★★★★
硬筆書写検定対策必読の書籍。実技と理論の試験対策と、過去3年間の問題が掲載されています。【1・2級】の事を言うと、草書の解説や一覧があるので、それだけでも買う価値があります。
※最新刊かチェックしてください。
※準1級・準2級は【1・2級】版で対応しましょう。


硬筆書写技能検定の手引きと問題集

・必要度・・・★★★★☆
硬筆書写検定とはどのようなものか?どのような技術、どのような知識が求められ、試験はどのように行われるかの解説と、【1・準1・2・3・4・5級】の過去3年分の問題が掲載されています。※毎年買う必要はありません。※一般書店ではほぼ手に入りません。

⇒ 書写検定公式サイトへ


毛筆・硬筆共有

硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて

・必要度・・・★★★★☆
1級から5級まで、硬筆・毛筆両方の理論問題はどのような知識が必要で、どんな勉強が必要か解説されています。試験対策として書かれているので、特に書道史は簡潔明瞭にまとめらていて助かりますよ。


字と書の歴史

・必要度・・・★★★☆☆
書の歴史は細かく学ぶととてつもなく膨大ですが、重要なポイントに絞って分かりやすく簡潔に書かれているのが「字と書の歴史」です。そもそも著者は江守賢治先生なので書写検定を強く意識した内容になっています。書道の知識を深めてくれるので書写検定に関係なく愛読しています。


常用漢字の楷行草

・必要度・・・★★★☆☆
楷書・行書・草書の辞典で、行書・草書の作品創作の際には大いに役立ちます。とにかく見やすくて、ペン書きなので筆順等も判別が容易です。草書を覚えたい人にとっては絶対におススメ!著者は書写検定に深く関わっていらした江守賢治先生です。五體字類と同様、書道をやっている方には必携です。


草書の覚え方

・必要度・・・★★☆☆☆
この本に掲載されいてる草書は『十七帖』『真草千字文』『書譜』から抜き出しているので、草書の基礎を学ぶには最適です。また、毛筆書写検定の草書を読む問題はこれら3作品から出題されているので、実は直結します。


【マンガ】とめはねっ

・必要度・・・★★★★☆
マンガなのですが、これから書写検定の勉強をする人は『とめはねっ』を一度読むことをお勧めします。この漫画を読むと、書道史の概要、書体って何?書風の違いとは?など書道の基礎知識が身に付きます。これから書道史を勉強しようとしている人、今はチンプンカンプンでも、『とめはねっ』を読んだ後に書道史の勉強をすれば、すんなり理解できるようになるかも。
※廃刊?入手困難になっています!


実際に愛用しています

僕は特に覚えが良いわけでもなく、書道歴も浅いので、人の倍以上練習や勉強をしないといけないと思っていました。そのために上記で紹介した本は、実際にガッツリ使い込みました。時間はかかったけど、硬筆も毛筆も1級に合格できて、この書籍たちにはとても感謝しています。

毛筆・硬筆書写検定に必要な書籍は今でも役立っています

毛筆・硬筆書写検定に必要な書籍は今でも役立っています

試験が終わったらお役御免という事でもなく、今でも時々見返して楽しんでいます。臨書するにも創作するにも、書道の歴史や知識は全てつながっているので、確認が必要な場面も出てきます。

試験が終わったからと言ってブックオフに売ってしまうのではなく、ずっと役に立ってくれるだろうなと確信しています。ありがたや~(/ω\)

硬筆・毛筆書写検定1級合格者指導者証

硬筆・毛筆書写検定1級合格者指導者証

当ブログでは、書写検定1級までの道のりを赤裸々に書き綴っています。(自分で見返すと赤面!)今、書写検定に挑戦中の方、これから書写検定に挑戦予定の方、参考になるかはわかりませんが、読んでみてください。

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