賞状講座について~筆耕士を目指す方へ

2016-12-15

筆耕のお仕事に興味がある方は、まず賞状講座の受講をお勧めします。賞状筆耕は書道の中でも特殊なジャンルです。そのため、習字教室や学校の書道の先生も賞状を書く際には戸惑っているのが現実です。

賞状筆耕には細楷(細字の楷書)の技術と、文字をきれいに配置するレイアウトの技術が必要になります。いくら細楷が書けてもレイアウトが未熟な場合、また逆に、いくらレイアウトがきれいでも細楷が書けなければきれいな賞状に仕上がりません。

これらは一般的な書道教室では学ぶことができないので、専門の教室や書道団体で学ぶ必要があるのです。筆耕コムでも後進の育成を目的とした通信講座を運営していますので、ぜひご検討ください。

筆耕コムの賞状筆耕プロコース⇒ 詳細ページ

筆耕士にはどうすればなれるのか?

その答えはありません。

筆耕士には国家資格が無いので、自分でできると思ったら始めてもらって結構です。つまり自分で「私は筆耕士です」と名乗れば筆耕士なのです。

ただ、筆耕には芸術書道には無い技術が必要になります。細字で楷書を書く事が中心になりますが、時として賞状独特の技術が必要になります。

また、賞状・宛名書き・式辞など、筆耕の仕事の多くに書き方の基本ルールがあります。特に賞状は専門的な知識が無いとレイアウトする事ができないでしょう。だから賞状講座を受講しなくてはいけないのです。

独学で学ぶと10年かかるところを、講座を受講してしまえは1~3年で習得する事が可能になります。また、最も根底となる賞状筆耕の技術を習得すれば、宛名書き・式辞・他の基本もできるようになります。賞状筆耕の技術をしっかり学びさえすれば、筆耕士として必要な知識を多く習得できる事になります。

現在、書道の先生をやっている方も、書道は専門的にやっていない方も、誰にでもチャンスは平等にあります。(※ちなみに僕は後者でした)あとは本人次第なので、自分の人生を有意義にするためにもやりたい事に挑戦してみてください。

書状筆耕プロコースについて

賞状筆耕プロコースは清水克信が開講した通信講座です。大手の通信講座をいろいろと研究しているうちに思うところがありまして立ち上げました。とにかく筆耕の現場の即戦力となりえる人材を育てたいと思っています。

2020年10月から2022年6月まで、僕自身が学んだ日本賞状技法士協会の運営に携わりました。もともと、講師をやらないかという話は頂いていたのですが、社長と取締役にスカウトされる形で講師兼運営となったのです。

ここで、多くの生徒さんと実際にお話をすることで、様々なことに気が付きます。そして、最も強く印象に残ったのは、最高位1級や修了証を取得することが目的になっていていたことです。協会も生徒さんも伝統的な技術を高めることに重きを置きすぎていると感じました。

過去の偉大な先生が確立した賞状のレイアウトや細楷の技術、これはとても重要で僕自身もかなり深く学びました。しかし、時代は進み筆耕業界で求められる賞状や文字の形も進化していきます。プロとしてやっていくためには進化した今現在の知識や技術も必要で、伝統を守るだけでは衰退を待つだけなのです。

筆耕の仕事に資格は関係ありません。資格がなくても筆耕の仕事はできます。級の取得が目的ととなっていて、実際のプロ筆耕士になる為のビジョンを持っている生徒さんがかなり少ない事にとても違和感を感じました。

生徒さんの夢を目標に変えて実現させたい。そう思った僕は、日本賞状技法士協会ではなく、独自のカリキュラムで指導することを決心しました。プロの筆耕士になる為には、技術だけではなく、今現在の筆耕に必要な知識、そしてビジョンが必要です。

既存の指導機関では、技術を教えることができても、それ以外の部分が足りないように感じます。これは現実的に難しいのかもしれません。でも僕は自分が現役の筆耕士として、その部分も補って指導しようと思ったのです。

そして開講したのが『賞状筆耕プロコース』です。大手の通信講座で学べる賞状の基本・細字の基本はもちろん、現場に必要な本物の知識と技術をお伝えします。プロ筆耕士にご興味があるなら、書道経験者だけでなく、書道初心者でも安心してお申し込みください。

筆耕コムの賞状筆耕プロコース⇒ 詳細ページ

賞状筆耕プロコースでは多くの受講生がすでに筆耕の仕事にチャレンジしています。チャレンジの中で壁にぶつかったら、僕にどんどん質問するように伝えています。筆耕の仕事をやっているのが当たりまえ。僕が目指したそんな空気感は今のところうまくいっているようです。

Posted by 清水克信