ヤバイ読めない『関戸本古今集』~硬筆書写検定1級対策~

硬筆・毛筆書写検定は11月13日(日)です。気が付いたら2週間切っていました。僕は今回、硬筆1級、毛筆準1級(実技のみ)受験します。で、慌てて硬筆1級の過去問を解いているのですが、ヤバイ・・・!

これまで【かな】の読みも書きも、『高野切第一種』と『伊予切』を勉強してきました。この2つを徹底してやっておけば大丈夫だろうと思っていたのです。

書写検定の【かな】対策は『高野切第一種』と『伊予切』で大丈夫だと思っていたのだけど・・・。
書写検定の【かな】対策は『高野切第一種』と『伊予切』で大丈夫だと思っていたのだけど・・・。

ところが、硬筆1級の過去問には『関戸本古今集』の読みの出題頻度が高くて、これが大問題!読めないのです。 『高野切第一種』と『伊予切』とは全く異なる筆使い、見た事のない変体仮名がたくさん。

『高野切第一種』と『伊予切』が分かれば、大体大丈夫だと油断していたので、ここまで読めないと超焦ります(^_^;)

という事で、『関戸本古今集』を急いで購入しました。

『関戸本古今集』も『高野切第一種』と同様に「伝藤原行成」という事ですが、本当だろうか?
『関戸本古今集』も『高野切第一種』と同様に「伝藤原行成」という事ですが、本当だろうか?

『関戸本古今集』も『高野切第一種』と同著者で「伝藤原行成」ですが、これは絶対に無いですよね。線質も字形も変体仮名の使い方も全く異なります。更に、1冊の中でも異なります。まあ、よく言われている事ですが、複数の著者によって書かれているのは確実と言えますよね。

『関戸本古今集』も『高野切第一種』は字が全く異なるし、特に『関戸本古今集』は複数の人間によって書かれている事が良くわかります。
『関戸本古今集』も『高野切第一種』は字が全く異なるし、特に『関戸本古今集』は複数の人間によって書かれている事が良くわかります。

それが分かっただけでも【かな】の理解度が深まっていると、自分で自分をほめてあげよう♪って、そんな事言っている場合じゃありません。試験日まで時間が無いので、とにかく読みの練習を進めていきます。

ヤバイな~。

おわり

◆賞状の通信講座をお考えの方へ

筆耕のお仕事に興味がって、賞状の通信講座を考えている方におすすめの4講座です。それぞれ書風に特徴を持っているので、資料請求して見比べてみてください。※賞状筆耕プロコースは僕の講座なので、僕のような書風になります。

たのまな賞状技法士講座の資料請求

ユーキャンの賞状書法講座の資料請求

がくぶん賞状書士講座の資料請求

筆耕コムの賞状筆耕プロコース