旧字体と書写体の覚え方【準1級・1級】書写検定対策
毛筆・硬筆書写検定まで1か月を切りました。今回は準1級に挑戦です。申し込みをしたことで一気に焦ってきました。なぜなら全く勉強していなかったからです。ヤバイな~。
2級と準1級の大きな違いは、草書・旧字体・書写体にあります。2級は草書・旧字体・書写体を読むことができれば良かったのですが、準1級は書けなければいけません。読むだけと、書く事って、雲泥の差ですよね。
文字を書く実力(実技)は、1~2ヵ月勉強したところで劇的に変わりません。しかし、理論は勉強すればそれだけ結果が出ます。それであれば、理論で落としたらもったいないですよね。今回も技術練習は程々にして、理論を中心に対策していこうと思います。
という事で、まずは旧字体と書写体のお勉強開始です。
『書写検定の手引きと問題集』の中に、代表的な旧字体と書写体の一覧があるって、文字数は大体200~300くらいです。これを覚えようと書いていっても、なかなか思うようにはかどりません。気持ちも萎えます。
僕の場合は、問題形式でないと覚えられないようです。分からなくても良いので、問題を解きます。仮に2割しかできなかったら、間違えた8割の文字を覚えます。とにかく3年分の過去問を解いてみて、繰り返すのみ。※3年分なので試験9回分
そして同じ問題を2度3度と繰り返すと、いずれ100点が取れるようになります。取り敢えず、3年分の過去問は100点を取れるようにして、一覧表はその次に勉強したいと思います。
こんな感じで過去問を繰り返していたのですが、旧字体も書写体も結構法則がありますね。いかに楽して覚えるかを考えながら勉強していたので、幾つか発見しました。いずれまとめて記事にしたいと思います。
覚え方のまとめ
知識ゼロの状態から、旧字体と書写体を覚える場合は、工夫が必要です。
- 3年分の過去問を解く
- 80点以上取れるように繰り返す
- 80点以上取れるようになったら一覧表で更に覚える
個人差もありますが、最初から一覧表で勉強しても効率が悪いと感じます。問題をある程度やってみて、ある程度の知識が付いてから一覧表を見ると、全く理解度が変わります。
旧字体と書写体を覚えないと、草書を覚えるのも大変ですからね。
がんばろ~♪
後日談
毛筆・硬筆書写検定1級に合格したのち、この記事を見直してみましたが、この勉強方法は間違っていませんでした。『旧字体・書写体・草書・かな』これらは知識ゼロから始めましたが、ある程度の知識が付くと習得速度が加速します。
とにかく『0⇒1』にするのが最も大変です。いきなり一覧表を見て漠然と学ぶよりも、分からなくても過去問を見た方が覚えやすいと感じます。イメージがしやすいのかもしれませんね。
おわり
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