書写検定準1級対策のお勉強を続けていますが、蓄積が無いのでてんてこ舞いです。書写検定準1級対策では、旧字体・書写体・草書体の読み書きが必要ですが、同じように『かな』の読み書きも必要です。
書写検定2級では、かなは古典の臨書だけでしたが、準1級では読めなくてはいけません。「ん~、ぜんぜん読めない。」変体仮名は勿論読めません。ひらがなも形に変化があると読めません。当然、勉強するしかありません・・・
![『かな』の勉強の為、入門書と高野切第一種を用意 ※初心者には第三種の方が良いのかな?](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1722-1-600x338.jpg)
『かな』の勉強の為、入門書と高野切第一種を用意 ※初心者には第三種の方が良いのかな?
![まずはかなの書き方の基本を知らなければ!](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1723-1-600x338.jpg)
まずはかなの書き方の基本を知らなければ!
![高野切第一種、読めないよ~](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1724-1-600x338.jpg)
高野切第一種、読めないよ~
という事で、かなの入門書と基本的な古典の本(今回は高野切)を手に入れてお勉強します。1ヵ月しかないし、旧字体・書写体・草書体も勉強しなくちゃいけないから、やれるだけやろうと思います。
![かなの勉強のためにかな用の半紙を用意](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1725-1-600x338.jpg)
かなの勉強のためにかな用の半紙を用意
![左がかな用半紙、右が通常の半紙](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1726-1-600x338.jpg)
左がかな用半紙、右が通常の半紙
![薄いな~、これでも滲まないんだね](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1728-1-600x338.jpg)
薄いな~、これでも滲まないんだね
かな用の紙って薄いですね~。ペラペラだけど、書いても滲まないんですね。凄いなぁ。そう言えば、書写検定2級を受けた時もこんな薄い紙が配られたような気がする。
![書写検定準1級対策、かなのお勉強開始](https://xn--9wzm2h.com/blog02/wp-content/uploads/2016/05/DSC_1727-1-600x338.jpg)
書写検定準1級対策、かなのお勉強開始
お~変体仮名だ~。
でもこれを勉強すれば、世の中の読めない看板なども読めるようになるかもしれません。「そば屋」「だんご屋」なんか変体仮名だと知るまで、意味不明でした(^_^;)
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後日談
『かな』は草書と同様、知識ゼロからの挑戦でした。勉強法も手探りでしたが、毛筆・硬筆書写検定1級に合格するまでに確立することができました。
上記では初心者用の教本を用意して学んでいますが、超初心者の段階では非常に非効率です。効果的に『かな』を習得するためには、【平行して学ぶこと】が大切です。
1、代表的古典の臨書
2、古典を読む
3、初心者用の教本
これらを並行して実践します。重要度もこの順番で、比率は【5:4:1】くらいです。それほど臨書は重要で効果的です。初心者用の教本はある程度のレベルになると大きな効果を発揮しますが、超初心者の場合は全く役立ちません。初心者用の教本は代表的古典を6割程度読めるようになってから学ぶととても効果的です。
超初心者の場合、とにかく一定のレベルに達するまで代表的古典の臨書と読むことをメインに勉強してください。一定のレベルに達すると一気に覚えられるようになりますし、『かな』がとても楽しくなります。お試しください。
※代表的古典(高野切一種&三種、粘葉本和漢朗詠集、関戸本古今集など)
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おわり
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