縦書きの封筒、横書きの封筒、切手はどの位置に貼った良いのかを解説します。
一般・法人で使う封筒、冠婚葬祭で使う封筒、封筒の用途はそれぞれありますが、基本的に切手を貼る位置は同じです。また、封筒だけに限らず、ハガキも同じです。
縦長の郵便物は左上、横長の郵便物は右上
縦書き封筒・ハガキの切手を貼る位置は、左上です。
これは官製はがきを見慣れていればイメージが湧きやすいかと思います。正確に言うと、縦長の封筒・ハガキは左上です。
縦長の郵便物であれば、宛名が横書きであっても切手の貼り位置は左上です。
横書き封筒の切手を貼る位置は、右上です。
正確に言うと、横長の封筒・ハガキは右上です。横長の郵便物であれば、宛名が縦書きであっても切手の貼り位置は右上です。
でも、横長の封筒で縦書きって滅多に無いですよね。
本来は縦長の封筒で、郵便番号枠が印刷されている場合、横書きで書こうと思ったら、図のようになります。郵便番号は印刷された枠内に普通に書きます。
ついでに封筒の開口部についても考えてみます。
横長封筒の切手を貼る位置は、縦長を基準としたときに、右に90度回転したようになります。このように考えると、開口部もおのずと決まってきます。
縦長、横長関係なく、開口部は基本的に上側です。しかし、横側に開口部を持つ封筒もあります。横側に開口部を持つ場合は、左右どちらになるのか?
その答えは90度回転にあり、図のようになるわけです。縦長であれば左側、横長であれば右側が開口部です。既製品の封筒を観察すると分かりますね。
封筒の切手の貼り方、開口部の場所を解説してきましたが、1つの豆知識程度に認識していただき、あまり神経質にはなりすぎない方が良いでしょう。
郵便局としては、統一してあった方が助かると思いますが、切手の貼り方や開口部が間違えていたとしても、郵便物は届きますし、受け取った方が不快に思う事は無いでしょう。
何より、気持ちがこもっている事が最も大切な事なのです。