目録の書き方~景品・寄贈品・義援金などの目録熨斗袋
これまで筆耕コムでは、目録は直接問い合わせてきた場合にのみ対応する裏メニュー的な扱いでした。しかし、最近目録のリピータが増え、問い合わせも頻繁にいただくので、正規のメニューに加えることにしました。
今回、ホームページに掲載するためのサンプルも作ったので、ここでは『目録の書き方』を紹介していきます。
目録の書き方
目録はただ書けばいいというものではありません。目録の書き方は独特なので、知っておく必要があります。
まず配置です。

目録は3折ですが、右から順番に説明します。
右:表題『目録』
中央:品物・数・言葉
左:日付・贈者・受者
右の表題『目録』は固定です。目録以外を見たことがありません。※状況によって変わることもあるかも。
中央は贈る品物を書きます。書き方は『一、○○○○ 壱台』。複数あっても『一、』『一、』『一、』・・・と左に並べていきます。
言葉は『右 贈呈したします』『○○○により贈呈します』・・・。など、品物を贈呈する旨を書きます。目録自体が贈呈を前提としているので、『以上』だけを書く場合もあります。
左は右から順番に、日付・贈者・受者と並びます。会社名や肩書が必要なら2行等にして書き足してあげます。
目録のレイアウトと下書き
僕が書く目録は商品になるので、しっかりレイアウトして下書きも書きます。

目録独特の配置を知ったら、次は書き出し位置です。
一般的には細かくこだわる必要はありませんが、受者の書き出しと書き終わりを贈者よりも上になるように意識した方が良いでしょう。
特に決まりはないので、あとは全体のバランスを見ながら調整してください。
目録のサンプル

目録独特の配置を知って、書き出し位置を考え、次は文字の大きさを考えます。
文字の大きさも神経質になる必要はありません。印刷された目録なんて、すべてが同じ大きさの場合もあります。
文字の大きさは『目録』を最も大きくするのは前提として、あとはそれぞれの考え方で大丈夫でしょう。
僕の場合は、賞状の書き方にかなり近いです。ただ、賞状の書き方そのままでもおかしなことになるので、自分でいい塩梅を探っています。
目録の熨斗袋

基本的に目録の熨斗袋の短冊は『目録』だけです。名前等も入れません。
しかし、お客様のご希望により、短冊への筆耕も承ります。

『御寄贈 株式会社○○○○』
『御祝 ○○同窓会一同』
『御入学祝 ○○○○』
・・・
こうして見比べると、『目録』は景品等でも使われるのでどうしても軽い印象に感じてしまいます。
寄贈や御祝の場合は短冊にはしっかり書き込んだ方が見栄えが良いかもしれませんね。
短冊への記入が必要な場合は、ご注文の際にお伝えください。※ご注文はフォームへ入力するだけ!
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