為書きの再依頼は待って!選挙立候補者の名前が漢字ではなくひらがなだった場合

2020-08-26

筆耕コムでは今年から選挙用の為書きに力を入れています。そのために、ご依頼も増えてきています。

選挙というと国政選挙や統一委地方選挙を思い浮かべますが、全国規模の選挙がすべてではありません。選挙はほぼ毎週どこかで行われています。

そんな日に日に増えるご依頼の中には、『発注間違い』も時々出てきます。今回は、そんな発注間違いの1例をご紹介します。

選挙為書きの発注

選挙為きの発注は極簡単です。

※筆耕コムの選挙用の為書き
※筆耕コムの選挙用の為書き

・2種類のサイズ
・赤丸入りか無地
・A:候補者名
・B:贈呈者名

これらをご注文フォームから入力していただくだけです。スマホでどこからでもできますし、不慣れでも5分以上はかからないと思います。

⇒ 選挙為書きの筆耕ご依頼について

候補者名を間違えた!

先日朝、慌てた様子でお客様から電話がありました。

お客様:「昨日注文した為書きは送りましたか?」
シミズ:「昨日、ヤマト運輸で送りました。」

ご注文フォームの備考欄に『急ぎで!』と書かれていたので、注文を受けたその日に発送していたのです。

お客様:「実は記載内容が間違っていたのです。」
シミズ:「ん~、それでは再注文になります。」

本当に申し訳ないのですが、手間も送料もギリギリでやっているので、定価での再注文ということになりました。

急ぎには変わりないので、「急いで本日発送しますね。」とご返答しました。

そして、10分ほど経過後にまたお電話をいただきました。

お客様:「候補者本人に連絡したら、そのままでもOKだと言われました。再注文はナシでお願いします。」
シミズ:「了解しました、良かったです。」

どうやら、候補者の名前が間違っていたようです。間違っていたと言っても、『漢字⇒ひらがな』の違いだったようで、候補者本人は問題ないと言ってくれたそうです。

ひらがなが主流

最近、選挙の候補者名はひらがなにするのが主流ですよね。僕の住む成田市でも、市議会議員選挙の候補者の多くがひらがなになっていました。

これは、覚えてもらいやすい事や、誰でも投票で簡単に書ける事など、いろいろな戦術が絡んでいるのでしょう。

でも、為書きを贈る方々は候補者と元々知り合いの事が多いでしょう。いつも通りに漢字だと認識しても仕方がありません。

今回の注文間違いは誰にでもあり得ることだと思います。

再注文の前に確認を

制作に入ってしまってからの変更は、料金を2枚分いただくことになってしまいます。さらに発送していれば送料も2枚分掛かってしまいます。

僕にとっては2枚分の注文になるだけなので全く問題ないのですが、やっぱりお客様にとってはもったいないと思います。

為書きを注文する前には、候補者の表記が漢字なのか?ひらがななのか?確認しておいて下さい。

仮に、『漢字⇒平仮名』を間違えて注文してしまった場合、今回のお客様のように候補者ご本人に確認してみて下さい。

有権者向けの選挙ポスターの場合は表記が正確である必要がありますが、為書きは候補者を応援するものです。

有権者向けでなく候補者向けなので、候補者が問題ないと判断してくれれば大丈夫でなのです。

その証拠に、選挙事務所の画像や映像を見ると、為書きの表記が漢字だったりひらがなだったり結構バラバラです。

まずは慌てずに、状況を確認して、必要な場合に再注文してください。

おわり

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