賞状筆耕で愛用のえんぴつ!三菱ハイユニをおすすめする訳
こんにちは。こだわりの男、書道家で筆耕士の清水克信です。
賞状全文を作成する場合、レイアウトと下書きの作業が必要になります。そして、下書きの作業にはえんぴつが必要になります。
今回は、実際に賞状筆耕の仕事で愛用しているえんぴつ『三菱ハイユニ』をご紹介します。

賞状の作成の流れは
1、原稿から適切なレイアウトを考える
2、賞状用紙のコピーにレイアウトする
3、レイアウトの上に下書きする
4、間違いが無いか確認する
5、レイアウトをトレースして本用紙に清書する
だいたいこのような流れになります。
賞状は毛筆で書かれるので、毛筆で書く事がメインと思われがちですが、実際はレイアウトと下書きが重要になります。
そんな、レイアウトと下書きでですが、レイアウトでは硬め(H)のシャープペンシル、下書きでは柔らかめ(2B)の鉛筆を使っています。
シャープペンシルには特にこだわりはないのですが、えんぴつには強いこだわりを持っています。
そして、ずっと愛用しているのが『三菱ハイユニ』なのです。

筆耕の仕事を始めた当初、いろいろなえんぴつを試しました。他の日本メーカー、外国のメーカー、三菱の他のグレード・・・。
文具屋さんでいろいろと買ってきて試し書きをするのは楽しいものです。書き味が全く違いますからね。
書いているときに引っ掛かりがあるえんぴつ、使われている木が柔らかすぎるえんぴつ、文字の濃さが一定にならないえんぴつ・・・
「こんなに違うのか!」と驚くくらい違うので、興味があれば試して実感してみてください。
そして分かったのが『三菱ハイユニ』がダントツに書きやすいという事でした。ワンランク下の『ユニ』も書きやすいですが、やっぱり『ハイユニ』が一番です。

濃さは【2B】を使用しています。
【4B】【B】【H】等も試しましたが、【2B】に落ち着いています。【4B】は濃すぎて紙が汚い印象になり、【B】【H】は薄すぎてコピーを取った時に文字が不鮮明になることがあります。
ということで【2B】に落ち着きました。濃さの好みに関しては個人差があると思います。僕には最適な濃さが【2B】です。

実際『三菱ハイユニ』は日本最高峰であり、世界でも最高峰のえんぴつなのだと思います。
『三菱ハイユニ』で書かれた下書きはスキャンしてご依頼主にお送りしています。そして、OKの連絡を頂いたのちに毛筆で清書します。

筆耕コムにとっては、重要な作業工程の一翼を担っているのが『三菱ハイユニ』なのです。
余程の事が無い限りこれからも使い続けることになるでしょう。
※うんちく・・・三菱鉛筆と三菱財閥は無関係!気になる人はググってみよう!
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