筆耕コムの運営者で筆耕士の清水克信です。当サイトでも普通に使っていますが、そもそも『筆耕』とはどのような意味があるのでしょうか?『筆を耕す?』語源はいったいどのようなことなのでしょうか?気になったので調べてみました。
式辞用紙に般若心経を写経してみました。般若心経は276文字しかありませんが、この短いお経の中に人間が生きる真理がすべて詰め込まれているといわれます。般若心経を全て理解できれば人間的に大きく成長できるだろうなぁ・・・といつも思いながら写経しています。
今回、写経に利用した紙は式辞用紙です。式辞用紙に揮毫する場合は、ちょっと注意点があります。普通の墨で式辞用紙に揮毫すると、紙の質にもよりますが、文字が滲んでしまいます。他にも和紙や木に書く場合も同じことが言えますよね。そこで、文字が滲まないようにするために墨にちょっとした工夫をします。
それは、墨にポスターカラーを混ぜてあげる事です。墨汁でも擦った墨でも良いですが、通常の墨に10%程度のポスターカラーを混ぜます。そうする事によって文字が滲まなくなります。ポスターカラーの割合を増やせば増やすほど滲みはでなくなると考えてください。10%程度だと少し滲む感じです。
ただし、ポスターカラーの割合が増えると、墨の感覚から離れていくので、書きづらく感じるかもしれません。また、通常の墨で書くよりも筆が痛みます。もしも、ご自身で式辞を揮毫する場合は参考にしてください♪