【漢数字の書き方のルール】番号・日付・番地・西暦・和暦
毛筆に限った事ではありませんが、縦書きで「番号・日付・番地」等の漢数字を書く時に、迷う事ってありませんか?
・数字を並べるだけ?
・「百・十」は入れる?
そこで、基本的なルールをご紹介します。

卒業証書のような証書や認定証は、生年月日・日付・証書番号などが入ることが多く、それぞれが異なった書き方をすることが多いです。
番号

縦書きの番号の場合、漢数字は数字のみを書きます。上図の『第1072号』であれば『第一〇七二号』と書きます。一般的に『第千七十二号』とは書きません。
日付

賞状であれば、贈呈日や生年月日に日付を書くことが多いのですが、基本的には『十』を入れて書きます。
平成31年3月26日の場合、『平成三十一年三月二十六日』と書きます。ただし『平成三一年三月二六日』が間違いということでもなく、一般的では無いと言うだけです。
西暦の場合は『二〇一九年三月二十六日』と書きます。書き方が混ざっていますね。
住所

住所は『番号』と同じく数字をそのまま書きます。
【漢数字の書き方のルール】ですが、結局見やすい書き方が慣例化したということです。本当は『十・百・千』を入れたかったけど、文字数が多くなって見づらくなるので数字だけを並べるようになったのだと想像できます。
・番号は数字を並べる
・日付は『十』も入れる
・西暦は数字を並べる
・番地は数字を並べる
これだけ知っておけば大丈夫!ちょっとしたことなのですが、知っておくと安心ですね。
おわり
ディスカッション
コメント一覧
縦書きで迷うこと、数字もですが、アルファベットをどう書くべきかが分かりません。息子がサッカーチームに所属しているので、よくチーム名の名入れをするのですが、アルファベットのチーム名が多く、毎回悩んでしまいます。ご教授いただけるとうれしいです。
なるほど、アルファベットですね。ご依頼主の意向が大前提ですが、縦書きの場合、そのまま立てて書く場合と90度横に寝かせて書く場合があります。言葉ではイメージが難しいと思うので、近いうちに記事に書きます。