筆耕依頼の時に賞状の下書き画像を送る訳
筆耕コムで賞状(表彰状・感謝状・推薦状等)をご注文した場合、原稿からすぐに賞状用紙に揮毫されるのではなく、レイアウトと下書きの段階でお客様にご確認をいただいています。ここではその理由についてご紹介します。
賞状納品までの流れ
- ご依頼後、1~3日中にレイアウトした下書きの画像をメールに添付して送付します。
- 校了を頂いたら賞状用紙に毛筆で清書します。
- 完成作品と請求書をお送りします。
この『1、下書きの画像をメールに添付して送付』が今回のテーマです。
この工程を入れるととても手間が掛かり、お客様にとっても面倒ですよね。
でもどうしても下書きのご確認をしていただきたい理由があるのです。
下書きの例
原稿をいただくと、賞状用紙のコピーにレイアウトと下書きの作業を行います。
この画像をご依頼主であるお客様にお送りします。
そして、受者・贈者のお名前に間違いが無いか?主文の内容に間違いが無いか?をご確認いただきます。
ご確認いただく理由
下書き画像をご確認いただく理由は大きく分けると2つです。
- 当方が間違えていないか?
- お客様が間違えるいないか?
この2つをしっかりと確認していただくために、下書き画像をお送りしています。
そして、校了を頂ければ、内容そのままに毛筆で揮毫し、準備ができ次第納品しています。
実際に起こりえる事
下書きを送る理由の『当方の間違い』の場合は話が早く、指摘されたのちに即座に修正します。
しかし、問題は『お客様の間違い』です。
過去の話ですが、原稿に書かれた名前が間違っていて、納品後に書き直したことが数回あります。
この場合は、2回分の筆耕料、2回分の送料をいただくことになってしまいます。
特に人物の名前は、常用漢字だけではなく、旧字体・書写体・異体字が使われるとがあります。
普段使わない字なので間違いやすいのです。
このような間違いが起こらないためにも、下書き画像でのご確認をお願いしています。
とても面倒ではありますが、より確実性を求めた方法なので、ご理解の程よろしくお願いいたします。