賞状の文面を作る際にはいくつかの原則ルールがあります。
賞状はどのくらいの文字数が適切なのでしょうか?また、長文が多い場合の印象、限界文字数をご紹介していきます。
賞状は簡潔な方が美しいとされています。文字数で考えると100文字~150文字程度です。(賞状全体の文字数)
しかし、状況によっては200文字を超える賞状になることもあります。例えば、受賞者が複数の場合、贈者が複数の場合、賞名や大会名、作品名などの文字数が多ければ、賞状全体の文字数は多くなります。また、主文(本文)が長ければ全体の文字数は多くなります。
主文を考えた場合、賞状は原則として簡潔な方が良いとされているので、長い文面は良くないのでしょうか?
筆耕コムとしては決して良くないこととは考えていません。賞状は心がこもっていることが第一ですので、結果として長文になっても問題ないと思っています。
また、賞状が長文になった場合、句読点をつけた方が読みやすいという事であれば、原則を破って句読点をつけても良いでしょう。段落も同じことが言えます。句読点をご希望される場合は、お依頼時にお伝えください。
過去に、300文字程度のご依頼は何度もいただいています。法人・個人、両方あります。そして、過去最高の文字数は400文字程度でした。
この賞状見本は380文字を超えています。実際にいただいたご依頼も同じような見た目になりました。
印象としてはかなりギューっと詰まっています。用紙は【A3・縦書き・枠模様あり】で、主文の文字の大きさは7~8mm程度になっています。
賞状のご依頼をいただくにあたり、限界文字数は400文字前後となります。見た目が賞状と言えるのは400文字くらいが限界だと思うからです。
主文の文字の大きさが7㎜を切ってくると、賞状には見えなくなってくるでしょう。当然、読みにくいという弊害も出てきます。
基本的には長文であってもご依頼をお受けしますが、400文字を超えてきた場合、状況によっては対応困難で、ご相談させていただくかもしれません。